「すくすく」は、周産期医療における安全性を確保し、小児の心身ともに健全な発育を支援する周産期医療支援システムです。
の協力の下、生まれた子供たちが健やかに成長することを願って、運営しています。
「周産期」とは、妊娠22週から生後7日未満までの期間を指す言葉です。近年、出生率が低下し、少子化が進行する一方、出産年齢の高齢化等に伴うハイリスク妊産婦及び低出生体重児は増加傾向にあり、周産期における母体・胎児健康管理や、妊産婦及び新生児の特性に応じた高度専門的な医療を一貫して提供できる周産期医療体制の充実が求められています。
母子手帳発行時もしくは初診時にシステムへ妊婦登録を行い、妊婦健診時に情報を記録していきます。これにより、妊婦健診記録や赤ちゃんの成長をグラフで分かりやすく確認することができます。ハイリスク妊娠のスクリーニング機能も備えています。
また、緊急搬送時に簡単に送れる紹介状機能により、拠点病院側は妊婦さんの到着前に詳細な診療経過を把握することが可能です。
今後更に医療支援機能の拡充を進めていき、小児健診の記録、ワクチン接種記録等の機能も充実させていく予定です。
妊婦健診情報をシステムに記録することで、妊婦さんにお腹の赤ちゃんの様子をわかりやすく伝えられるようになります。例えば、赤ちゃんの体重や、頭の大きさと太ももの長さの成長をグラフで確認することができます。
また、周産期センターへ妊婦さんをスムーズに紹介するオンライン紹介機能もあります。
今後更に医療支援機能の拡充を進めていき、乳児健診により発育記録の登録等の機能も充実させていく予定です。
「すくすく」では、婦人科医・助産師によって登録される出産時記録を管理しています。
今後更に医療支援機能の拡充を進めていき、小児健診の記録、ワクチン接種記録等の機能も充実させていく予定です。
長崎県周産期支援システム「すくすく」は、妊婦及び新生児の記録・情報をシステムに登録し、安全な出産と健全な小児の発育の支援を目指すシステムです。母子手帳のデータを電子化して、お父さん・お母さん、医療機関に分かりやすく共有します。
「すくすく」は現在、妊婦健診や出生時記録の管理からスタートしています。目標に向かって、順次機能を拡張中です。そして、子供の病気の予防や早期発見に役立てていきます。
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